ものづくりのお仕事って
2014年08月28日
ご無沙汰しています。遠藤です。
わたしは、2年くらい前から製本教室に通ってノートを作っています。
理由は、紙や布が好きなこと、ノートが好きなこと、社会人になってから習い事を
したことがなかったので、何か継続してやってみたかった、というのが50%。
あとの50%は、「ものづくりをする人への憧れ」です。
6年位前、会社を退職して職業訓練校に行っていたときの同級生に、
さまざまな職人さんがいました。(ちなみに行ったのは、WEBの学校です)
アパレル業界のパタンナーさんで、洋服もデザインする子。
日本伝統の飴細工職人の子。
陶芸家で、陶芸の窯も作っている子。
その子たちの作品を見て、それぞれのものづくりに対する熱意や、苦労
などを聞き、自分も何か形に残るものをつくる人になりたい!と思ったのです。
半年くらい前のものですが、完成した作品を紹介します。
箱入りのノートです。
表紙は布、見返しは紙。
中は書籍用紙という白い紙です。
しおりのひもは、えんじとブルーの2本入れました。
見えにくいですが、ひもの根本には「花ぎれ」という布が仕込んであります。
箱は外も中もノートと同じ素材を使用しています。
タイトルは、活字を組んで箔押ししています。
遠目には分かりませんが、糊のシミがあったり、紙のサイズがずれて
いたり、トラブル多数・・・。
売れるくらいのレベルのものが作れるようになるには、まだまだ修行が必要です。
カタチに残って、日常使われるものをつくるという仕事が
どんなに大変なことか、身をもって感じました。
(ノートと一緒にしないで!というお叱りの声も聞こえてきそうですが・・・)
では。
遠藤でした。
ごきげんよう、さようなら。(朝ドラのマネをしてみました)