生活のリアルな姿
2014年09月25日
藤デザイン 遠藤です。
前回の続編です。
自宅が暮らしの中心になってから、気づいたことがまだ別にあるというか、
先ほどのことをまとめると、という感じなんですが、
「私は世の中のことを全然分かっていなかったんだ!」と思いました。
長い間、広告の企画や制作の仕事をしてきて
ありとあらゆる業界のものに関わってきました。
車内吊りや駅に掲示されるポスターのような、大きな会社の広告にも
携わりました。各仕事ごとに、対象となる人のライフスタイルを
調べたり、生活をイメージしながら思考錯誤。
子供向け商品から高齢者向けの商品まで、アイテムも100円のドリンクのこともあれば
何十万もする宝飾品、ケータイ電話、メガネなど、本当にたくさんの商品の
広告を考えました。それで、世の中を知ったつもりでいましたが大間違いだったことに
気が付いたのです。人々の暮らしの中の、リアルな姿を見てはいませんでした。
だから今あの頃よりも、歳をとったけれど
想像の幅が少しは広がったのではないかなーと思います。
では。